石窯レポート:T様(耐火レンガ製2段タイプ石窯キット)

使用キット:耐火レンガ製2段タイプ石窯キット

キット製作についての感想
レンガが重いので、移動式にしようとは思えない・・が、逆に積み上げるだけでも焼けたので良かった。水平器で計測してブロックを置くが、慎重に重ねていっても浮いたりして、水平器に常に気をつけながら行った。

石窯の使用感
温度上げは聞いた通り、1.5~2時間。温度計が無くても上手く焼けた。窯に入れるとすぐに「ジュッ」と焼ける音がした。9玉いっきに焼く。後の3玉辺りからススが付いてしまう。味は支障なく手作り感もある。再度高温にして焼いたらススも付かなかったかな。生地玉もおいしかった。味良し、柔らかい、モチモチ。当日縁側で急遽解凍した。大きさも良い。

これまでに試した料理
ピザ、ホイル焼き(玉ねぎ、芋など)

石窯レポート:H様(耐火レンガ製2段タイプ石窯キット)

使用キット:耐火レンガ製2段タイプ石窯キット

石窯キットが、五月五日完成しまして、やっと火入れすることができました。
薪club様のおかげで、石窯ができました。本当に感謝いたしております。

基本のキットのおかげで、私共オリジナル石窯になりました。

元々、移動できる石窯を想定していたので、架台は、鉄骨で造りました。

窯の一部は地元 富士山の溶岩石を特注で加工していただき、窯内部は全て溶岩石で覆いました。
また、外側は、仕事で余った、オーストラリア レンガで積み、屋根部分は大理石を貼ってみました。

現在までに五回ほど焼きましたが、初めての一枚目だけ焦がしてしまいました。

始めのうちは、レーザー温度測定器で、管理していましたが、最近は、窯の熱で分かるようになってきました。

ピザ台は、65cm×160cmの御影石が余っていたので、移動式のピザ台ができました。これからも、色々レパートリーを増やしながら、楽しみたいと思います。

レポート:K様(耐火レンガ製1段タイプ石窯キット)

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■キット製作について
私は、物流用の木製パレットの上に 900x900x30の集成材を乗せ、その上にコンクリートブロックを積んで土台としました。当初、水平器を使って水平を意識していましたが、実際のところあまり気にするほどのことはなかったですね。

制作は一人で耐熱煉瓦を積み上げて行いました。思った以上の重労働で、 1時間くらいかかりました。涼しい時間帯に行うことを強くおすすめします。レンガをまとめて止めているナイロンテープをカットする必要があるのですが、細かい粒が付着するのでそのとき使った刃物は例外なくだめになります。カッターナイフを使う場合は刃を一枚捨てる覚悟で。

■石窯の使用感についてのご感想(大きさや温度上げなどのご感想や難しいと思ったことなど)
コツは 2つだと思います。

(1)絶対に雨にさらさない事
最初気にせず庭に放置していましたが、雨を吸ったレンガは、その水分を完全に飛ばすまで、決して 100度を超えません。これがものすごいロスになるので、雨は厳禁です。ウチでは使わない期間は、耐水ブルーシートをかけています。飛ばないようにペグで固定。それだけで使いはじめの温度上昇が全然違います。絶対に雨対策は必須です。

(2)炭は点火時から大量に投入する事
ご近所迷惑になるため、薪ではなく炭で使用しています。やり過ぎな位、添加直後から大量に炭を投入し、 250くらいまで温度を上げて、そこからキープするように調整します。一窯度全体が 250位まで暖まれば、300超えはわりとすぐです。

使用感ではないのですが、ある程度高さがある方が作業がし易いので、もし次に作るときは土台を 60センチくらい作って作業性を高くしたいと思っています。今はしゃがんで作業なのでいろいろとしんどいですね。

灰掻き棒は必須です。すぐにいっぱい灰がたまります。 60センチを買ってしまったので、奥を作業するときに熱いです。長めの物を用意することをおすすめします。

逆に、ピザピールは完全に窯内に入る短い方が重宝します。ピザ生地の状態によってはうまくすべらせることができない場合があり、その際はピザピールも一緒に入れて焼いてしまいます。持ち手が木製でも、窯内でこげたりしません。(木材の燃焼は 400度から)

■これまでに石窯で試した料理
ピザ、石焼き芋、焼きとうもろこし