使用キット:大谷石2段石窯キット ジョコフォルノ
U山さんは群馬県内で山林を所有管理しています。屋外活動のプロ集団のリーダー(経営者)です。U山さんはメカに強く、道具や機構部品に対する洞察力が優れています。そのU山さんが吟味に吟味を重ねて選んだ石窯はJOKOFORNO(ジョコフォルノ)でした。
U山さんは、イベント開催を想定していました。連続ピッツア焼きが出来て、炉内温度も適温を維持しやすいという点が決め手になりました。エッジが強調され、素材感を活かしたデザインなので、外装の必要が無く、炉の位置が作業に無理のない高さであることも納得の理由でした。
立派な屋根を設置! U山さんはやるとなったらやるオトコです。今回は、イベント会場としての機能を高めるために、広い基礎工事を行い、頑丈な上屋を建築しました。これで、雨の日も石窯イベントを楽しむことが出来ます。随分と立派な上屋だと思います。
U山さんのJOKOFORNO、テスト着火は新緑の春でした。着火当初は大谷石内部に浸みている水分の影響で、温度の上昇が停滞していましたが、水分が蒸発するとともに、グングンと温度が上昇しました。レーザー式の温度計でモニターしたところ、調理炉内の温度は550度にも達していました。これはオーバードライブです。
高温で調理をするピッツアと言えども、400~450度の温度で十分です。JOKOFORNOは炉内温度を容易に高温度帯に上昇させることができます。これは、計算された排気システムのおかげです。JOKOFORNOのトップにある煙突は、調理炉内のかなり低い位置から吸気(排煙)をしています。外観からは炉内天井に貫通しているだけのシンプルな煙突に見えますが、実際には本格的なピッツア窯と共通の複雑なエグゾースト構造を備えているのです。余裕のある高温到達能力、これがJOKOFORNOの高性能の実力です。
初イベント! 若葉の眩しい5月の連休。U山さんのJOKOFORNOはイベントデビューをしました。 近隣地域の方や、従業員の皆さんも参加してのピッツアパーティー。少年少女はそれぞれのオリジナルピッツアを作って、焼き手のU山さんに焼いてもらいます。お母さん、お父さんがたも童心に戻って生地を伸ばしたり、ソースを塗ったり。
U 山さん談: JOKOFORNO(ジョコフォルノ)、いいですね。本格的なピッツアが焼けるっていうのは魅力がありますよ。それから、イベントで使うので、石窯のデザインも大事ですよね。耐火煉瓦を積み上げたような石窯も検討しましたが、やっぱり大勢の人を呼ぶんだったら、「なんちゃって石窯」じゃマズイでしょ。今回はこだわりぬいて、広いコンクリート基礎や頑丈な上屋まで作ったので、いつでも遊ぶことが出来ます。JOKOFORNOを選んで大正解だったと思います。台座が含まれていることと、外装が完成されているので、余分なコストは発生しないですね。シンプルで高性能。ご検討中の皆さんにもお勧めできますよ。