使用キット:ドーム型石窯キット プチドーム(本体のみ)
キット作製については説明書に書いてある工程でスムーズに行うことができました。
作製完了の後、疑問におもったことがありました。実際にプロがおこなっている、窯を購入してから約1~2週間かけて火入れという窯を慣らす作業がこのプチドームにも必要なのかが疑問でした。念のため私は行いました。
窯購入と同時にいただいた冷凍ピザ生地玉は味は本格的なナポリピッツァのようで大変、美味でしたが約200グラムということで、プチドームの大きさからすると少々大きいようにも感じました。今までで私が石窯で作った料理はピッツァのみですが、やはりいつも温度を上げる工程で苦労します。なかなか求めている温度帯に達しないです。
ピッツァを作っていて感じたのは、周りの額縁の側面は焼けているのですが、上があまり香ばしい焼き色がついていないと感じました。炭だと炎があまり立たないからでしょうか。そしてドライヤーなどで、風を送り込んでやると一時的には炎が上がるのですが、その後すぐに消えてしまったり、窯の中でも灰が散ってしまい思うような焼き上がりが出来ず苦労します。勢い良く炎が上がる方法をいつも研究しています。やはり窯からの輻射熱だけでなく炎が必要だと感じました。
この窯を使ってパーティーをするときは、やはり家庭にあるのは珍しいものでいつも楽しくやれています。
【薪クラブより】
貴重なレポートをいただき、ありがとうございました。
今後の運用について、
・使用前は前回の灰を綺麗に取り除いて下部から十分空気の供給ができるように心がけてください。
・着火後しばらくは炭の燃焼が心もとないように感じられがちですが、うちわやドライヤーを使用すると空気のスムーズな流れを妨げやすいため、出来る限り何もしないで我慢してください。
・開口部に風が直撃する場合は囲いをするなどして風が入りにくいように工夫してみてください。
・炎が必要とお感じになる段階は未だ温度が十分ではありませんので、炭を追加して我慢してください。
上記をお試しいただければきっとご満足いただけるピザ窯になるでしょう。