石窯レポート:I様(石窯クロスドーム)

使用キット:石窯クロスドーム(タイル:天然石)

 

■キット製作
評判・予想通り耐火セメントは、通常のセメントに比べ使いにくく、接着力も弱くすったもんだいたしました。

一袋の半分づつにして水の量、可使時間を説明書通りしたつもりでしたが、タイルは着いた個所もありましたが、簡単に剥がれる個所もありました。剥がれた個所は、チューブ入りの耐熱接着剤で貼り付けました。

ドーム以外の前方部も慎重に組みましたが、スモークテストをすると少し煙が漏れましたので、この個所にもチューブ入りの耐熱接着剤を少し注入しました。

組立は重くなく簡単で失敗する要素はありません。耐熱コンクリート製キットを購入し正解でした。ここまでの準備で気力・体力を使い果たし、耐熱レンガ製キットでは、年末までの完成はとてもおぼつかなかったと思います。

 

■製作過程(妻と二人で製作)
8月中旬から石窯製作に取り掛かり、基礎工事、ブロック積、レンガ積み、床板製作とキット受け入れまでに約一カ月。9月中旬の石窯キットの組み立ては1日。断熱に4日かかり、完成は10月初旬になりました。組立後、秋の長雨、2週続いた台風の豪雨で初窯が11月1日となりました。

事前にメールで教えていただいた断熱に関しては、窯の周りをガラス繊維補強アルミ箔が付いたロックウールフェルトで囲み、その上から金網で押さえ、モルタル塗り、装飾程度ですが、乱形石貼、レンガで囲いました。底部には、50mmのケイカル板を2重にひきました。

 

■使用感
火を着けてから1時間半程度で、温度が350度超えなりました。断熱には相当力を入れましたが、ドーム頂上部分は熱くて触れないくらいでした。ピザは、2分足らず焼けました。その後、ダッチオーブン料理を開始。本当は、250度を割ってから入れるべきでしたが、待ちきれず300度から入れましたので想定の半分の時間で焼きあがりました。やはり、250度を割ってから入れて、ゆっくり焼いた方が、ダッチオーブンらしい味になります。 ピザ、パン、ダッチオーブン料理を続けて焼くことを考えて、入口の蓋を耐熱レンガで自作しましたが、開口部が大きいクロスドームでも蓋は必要ないと感じました。今回は、ピザ3枚、ダッチオーブンでポークリブ焼きと石焼イモの二つのオーブン料理をいたしましたが、最後まで200度近い温度をキープできました。

初窯で薪の量が分かりませんでしたので、最初に薪を入れすぎてピザを置く場所が少なくなりてんやわんやしました。次回よりもう少し薪の量を少なくし、ダッチーオーブンになってから温度が下がりすぎているならば、少し薪を追加しようと思います。

200度以上の保持時間も満足できる性能であり、今後は、続けてピザ・パン焼き、ダッチオーブン料理を楽しみます。入口開口部、ドーム内部ともに12インチのダッチオーブンでも余裕に使用できます。開口部手前のスペースは、ダッチオーブンを引き出す時に絶対必要でありいただきましたアドバイス通り広めにしておいて正解でした。

 

東欧では石窯を使用しているパン屋が持ち込みのダッチオーブン(材料が入った)を焼くサービスをしているとの放送を見ましたが、炭火を使用するより簡単で全体を加熱できる石窯利用は納得できます。

窯と同時に購入しました、ツール4点セットと木柄ピザピールは必要不可欠な道具で買っておいてよかったと思いました。

後は、焼き開始前に薪を端に寄せるおりに、焼き場所に薪が出てこないように、ブロックする鉄製の低い柵を作ってみたいと思います。

 

■生地玉
延ばし方が足らなかったので少しパンピザのようになりました。十分延ばせた部分は、カリッとしていました。生地の味は、美味しかったです。便利なので今後も利用させていただきます。